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メナード美術館へ行って来ました

愛知県小牧市に在る

メナード美術館

「画家たちの欧羅巴(ヨーロッパ)」

行って来ました

 

●ロダンと日本の彫刻家

●憧れの欧羅巴

●ゴッホと日本

●仏蘭西(フランス)に集った画家たち

●もっと More[西洋絵画名作選]

 

彫刻家 舟越桂 「月の降る森」

「古い教会から生えた」という青白い女性は

かなりのインパクトがありました

"女神のような気高さ" との表現がしっくり来る作品でした

 

フィンセント・ファン・ゴッホ

「一日の終り(ミレーによる)」

目が釘付けになりました

ゴッホの良さが今までピンと来ていなかったのですが

文献で見るのと違って力強いエネルギーを

初めて感じる事ができました

黄金色に輝く空を背景に

労働を終えたであろう男性の姿

日々の何気ない仕事や日常の背後には

こんなにも綺麗な空が広がっている素晴らしさに

私は気付いて生きているだろうか???

と自問してしまいました

 

葛飾北斎

「富嶽三十六景・凱風(がいふう)快晴」

今年の春 北斎ってどんな人だったんだろう?と思い

「北斎漫画」という映画を観てみました

 

 

 

私の場合

絵画そのものよりも

それを描いた「人物」に

興味を持ってしまいます

 

歌川広重

「名所江戸百景・亀戸梅屋舗(かめいどうめやしき)」

ゴッホが模写したと言われる絵画だそうです

細い線と力強い樹木や遠近感が面白かったです

 

クロード・モネ

「チャリング・クロス橋」

淡くはかない絵画なのに一瞬にして

心奪われた一枚

水面がキラキラ輝く様子は汽車の煙など

私の生まれ故郷 広島でよく眺めていた「川」を

思い出しながら鑑賞していました

薄い色合いの色調のせいか

自分の都合の良い様に頭の中で色付けできるところが

面白かったです

 

点描の画家

アンリ=エドモン・クロス

「木陰のある浜辺」

色鮮やかで美しかったです

 

マルク・シャガール

「すみれ色の花」

やっぱりいいなぁ…シャガール

結婚した自分たちを右下に描き

動物達が祝福した様子が描かれた一枚

落ち着いたトーンの中 純白の花嫁が一際

目立っていて

絵画の主役が奥様である様に感じました

 

 

整理収納レッスンを再開しています

絵画や西洋のインテリアがお好きなお宅もあり

勉強を兼ねて美術館を巡っています

 

直接アートについて対談する訳ではないですし

収納に直接影響する事でもないのですが

クライアント達が好きなモノを少しでも理解して

空間に馴染める努力はしたいと思っています

 

仕事を通じて出逢う人達の影響で

私は成長させていただいています

ありがとうございます

 

 

図書館で本を借りました

「北斎」「クロード・モネの世界」「フェルメール鑑賞術」

早速読んでみようと思います

 

 

 

 

 

いただいた本で面白かった本も

紹介しておきます

 

「巨匠に学ぶ配色の基本」