お茶のお稽古

お茶のお稽古に行きました

今日も多くの事を教えて頂き

謎がまた一つ解けた感じです

 

ベテランの先輩同士でも未だに

相談し合ったり指摘し合いながらも

和が崩れない姿が美しい

 

奥が深く覚え切れない分野だからこそ

自然と「聴く」姿勢になるのかも知れないですが

受け止める器が無くては出来ない事だと

感心してしまいます

 

面白い趣味を見付けられたと思っています

 

お稽古場では失敗を恐れず

まずはお点前をさせて頂き

先生を始め先輩方に見て頂くことで

細かいご指摘を受けられることに感謝しています

 

自分では自分の事が見えず

間違いにも気付かないものです

 

目から鱗だった事は

お茶碗と棗を持つ高さがちょっと低過ぎて

そうすると何だかお茶碗への想いも

雑にというか低くというか

そんな感じに見えてしまうという事

 

高く上げてお茶碗を落としたら・・・という

内面の恐怖心にまずは気付き

お茶碗の高さが見ている側に

与える憶測や影響力を感じました

 

型通りにする事が

何だか面倒で堅苦しいと思われる方が

多くなっている様に思いますが

私にはとても面白いのです

 

そこに辿り着くまで何度も吟味され

辿り着いた「美」や「安心感」が

理屈としてきっとあると思うからです

 

その型が周りと同様に出来る様になれば

和やかな時間がきっと流れてくれると思うからです

 

「随分と上達したね」と褒めて下さるお言葉に

木に登りそうになりながらも

昨夜の復習無しでスラスラ進められることが

次の課題です

 

一足飛びには行かない

待つ・重ねるという少々忍耐の要る茶の湯の世界を

人生の旅の友として

一緒に歩んで行きたいです