MOA美術館

現代美術作家 杉本博司氏が建築家 榊田倫之氏と共に主宰する

「新素材研究所」によってリニューアルされたMOA美術館

扉・ガラス・木・漆喰の壁など細部にまでこだわられた

素晴らしい空間でした

 

印象深かったのが「黄金の茶室」

組み立て式で好きな場所に持って行けるらしく

ガイドさんの説明を興味深く拝聴しました

この中でお茶を頂けるのは皇族だけだとか

にじり口が無いのも特徴だそうです

 

展覧会

「矢萩春恵 たのし・たのし」も

書を眺めていて目頭が熱くなる瞬間がありました

漢字が持っている意味とイメージ的な表現が合わさり

分かりやすいアートでした

文字というのは書き順なども含め決まったものですが

人の主観を加えることで

こんなにも自由にのびやかに変化させられるのだと

感動しました

 

美しいものを鑑賞することで

「生」というものの喜びや儚さ

人生は長い様で短いのかも知れないから

今の瞬間を精一杯生きようと

力を与えてもらった様に思います

 

小田原まで足を延ばして

以前から気になっていたギャラリー「菜の花」へ

内田綱一さんの作品はとても人気で完売

 

お客様のご厚意により

展示して下さっていたので

作品を見れて良かったです

先日はお友達が内田綱一さんのお茶碗で

お抹茶を点ててくれました

そんな繋がりも嬉しく感じます

夜は真鶴の民宿に宿泊

すごく新鮮で甘みのあるお魚料理を堪能しました

 

2:30に夫婦揃って目が覚めてしまいました

芸術鑑賞の影響で興奮気味なのか

仕事をしなかったので体力が余っていたのか

分かりませんが

明け方まで色んな話をしました

 

先の事は分かりませんが

お仕事にしても暮らしにしても

今目の前にある事に集中して

一生懸命打ち込むことだねという着地点で

ようやくぐっすりと眠れました

 

有意義な1日でした