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広島へ帰省

広島の両親へ会いに、夫婦で帰省して来ました。66歳のお誕生日祝い・主人の昇進祝い・ついでに私も「禅に学ぶ台所しごと」の台湾語翻訳出版祝い。みんなにめでたい事が続きました。お店は広島でとびきり好きな場所|三瀧荘。数年前に開催していた、広島の実家の収納を見に行くツアーでは、参加者の皆様とランチに伺わせていただいていました。今回は初めてのディナー。原爆に耐え、生き延びたモミノキを眺められる個室「樅の間」にて。

 

子供達がパートナーを見付け、仲良く暮らしてくれることが一番の親孝行だと、いつも言ってくれます。

子供に何かしてもらおうなんて、さらさら思っていなくて。いつも子供にしてあげるのが親として当たり前だと…涙が溢れてしまいました。

 

洗練された空間に身を置くと、これからの生きる方向性を前向きに捉える事が出来ます。美味しくて幸せな時間でした。

 

実家に寝泊まりするのも数年ぶり。浴室を見たら「男性用シャンプー」「女性用シャンプー」などとラベリングされていて😊夫婦だけなら必要ないであろうラベルを見ながら、たまにしか泊まりに来ない娘・息子夫妻の為だと思うと…胸が熱くなりました。

 

家での二次会もまた、ワインを片手に盛り上がりました。年金暮らしになり、身の丈にあった生活を、面白おかしく楽しみながら健康に暮らす秘訣。人生の後輩として沢山聞かせてもらいました。

 

母が読み終えてプレゼントしてくれた

樹木希林さんの「一切なりゆき」

まだ途中までしか読んでいませんが

靴は3足しか持っていなかったとか…

 

モノを減らす・モノを使い切るお話など

整理収納のエピソードも沢山登場します

 

まだまだ「死」を遠くに感じますが

66歳の母は恐らくもう少し近くに感じて

この本を手にしたのかなと思いました

 

 

 

私もまた

行きの新幹線で読み始めた本

「死」とは何か

すごく難しい1冊ですがしっかり読みたいと思います

 

冷蔵庫の側面に貼ってあるカレンダー

私の仕事の予定が赤文字で書いてあります

これを見ながら会話を合わせてくれてるのかと

見る度に込み上げるものがあります

 

献立は1ヶ月単位でおよそ決まっていて

ローテーションしているとか

 

食べたものが手書きで同じく

カレンダーに書かれています

泊まった翌朝は大体こんな感じで

和食の朝食を用意してくれます

 

卵焼きの中にはじゃこやネギが入ってて

きゅうりの酢の物にはピリッと生姜が

効いています

 

炊きたてのご飯と

合わせ味噌のお味噌汁

ほっとする母の味

 

「いつまでキッチンに立てるかしら?」と

言ってました

 

昔の子供部屋

6畳一間を弟と使っていました

 

今は父の書斎部屋

 

少し模様替えされていました

 

JAZZが流れていて♫

 

大好きな映像と音響に囲まれて

幸せそうなリタイア生活です

キッチンのお勝手口を開けると

車庫になっています

 

スーパーで買って来たモノや重たいモノなどは

ここから運び込みます

 

母が鍵を開けて玄関からキッチンへ周り

お勝手口の鍵を中から開けて父が荷物を渡す役

 

あうんの呼吸の連携プレイが

毎回微笑ましいです

 

帰り際の私のスーツケースも

ここから車へ搬入

海が見たくて宇品まで🚗

磯の香りを嗅ぎながら海辺をお散歩。めかぶ・わかめ・あさりを取りに来ている人がちらほら。

 

 

三滝寺

爆心地から約3km離れた所に在る「三滝寺」。こちらも原爆に耐えた被爆建物だそうです。お茶を習っている私に、広島でもお抹茶を飲ませてあげようと、父が色んなスポットを探してくれていたみたいで。ありがたい限りです。

 

親子の時間をたっぷりと取れて幸せな帰省でした。なかなか頻繁には帰れませんが、これからも毎回会える機会を大切にし、悔いのない様に時間を紡いで行きたいと思います。

 

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